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パパ・タラフマラ

(パフォーミング・アーツ・グループ)

パパ・タラフマラは1982年、代表・小池博史を中心に結成されました。数ある日本のパフォーミング・アーツ・シーンのなかにあって、類似対象を持たないユニークなグループであるパパ・タラフマラは「ダンス」「演劇」「美術」「音楽」といった従来のジャンル分けを越えて、観客に新たな舞台作品のイメージと現代感覚を喚起しています。公演ごとに斬新な美術的趣向を凝らす小池博史の空間創作は、以来20年以上にわたって貫かれています。演劇に端を発し、ダンスやオペラの要素、美術的要素を大胆に取り入れたその作品は、全く新しいパフォーミング・アーツの誕生と言われてきました。海外での評価も高く、活動の幅は世界中に広がっています。近年の代表作に『青』、『城~マクベス』、『船を見る(SHIP IN A VIEW)』、『春昼』、、『WD』、『Birds on Board』があります。

インスタレーションアートと舞台芸術を融合させた集大成の作品である『城~マクベス』以降、パパ・タラフマラの作品は明らかな変化を遂げています。それは、『草迷宮』や『船を見る』、『WD』に見られる「光」の導入に象徴される舞台美術の環境化、デジタル化であると言えるでしょう。具体的な形をもたず空間を満たしてゆく装置。頭上から降りてくる電球は明滅し時には彷徨う魂のように見えたり、深海に降るプランクトンの雪のように見え、その場を様々なイメージで満たしてゆきます。『草迷宮』、『島~No Wing Bird on the Island』、『WD』で使われたヴィデオのプロジェクションもその表れです。パパ・タラフマラの作品としては特異な形態―何もない舞台―をとっている『島~ISLAND』や『春昼』、『Love Letter』はそのような試みをさらに進めたものと言えるでしょう。

また、パパ・タラフマラの作品のユニークさの一つにそのヴォイス表現が挙げられます。作品をおうごとにヴォイス表現力は向上し、バリエーションも増えています。特に『島~ISLAND』は二人のパフォーマーのヴォイスによって綴られた作品で あるといっても過言ではありません。『春昼』ではヴォイスはアンサンプルへと発展し、新たな様式を獲得しています。  

近年は国際的な活動として、海外での作品発表のみならず、海外のアーティストとの共同製作に取り組んでいます。1996年には、香港のパフォーマンス・カンパニー「ズニ」とのコラボレーション企画『草迷宮』(国際交流基金)を発表、1997年『船を見る』への香港人ダンサー、ヤン・ツィ・クックの参加、『島~No Wing Bird on the Island』ではメディアアーティストのインゴ・ギュンターと、作家であり作曲家、パフォーマーでもある中国人アーティスト、劉索拉との共同製作作品を発表しています。2001年には劉索拉、アメリカ人作曲家のレスリー・スタックをはじめ、マレーシア、韓国から計5カ国のアーティストによる大規模なコラボレーション作品として『WD』を製作しました。そして2002年、日韓国民交流年記念事業として韓国のメディアアーティスト、キムヨンジン他作曲家、ダンサーとの共同製作作品『Birds on Board』を制作。

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詳細情報
パパ・タラフマラ HP http://www.pappa-tara.com/ link link
 

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