Homecritique > “まことクラヴ/部活動報告会”

critique

http://www.komu-komu.com/images/d_0505_makoto_01-thumb.jpg http://www.komu-komu.com/images/d_0505_makoto_02-thumb.jpg http://www.komu-komu.com/images/d_0505_makoto_03-thumb.jpg

“まことクラヴ/部活動報告会”

2006.5/5(金祝)〜5/7(日)

こまばアゴラ劇場

芳賀直子 =評

『ボールも空間も踊る、何より激しく踊る まことクラヴ部活報告!』

黄金週間中、バレエもダンスも公演は休むことなく行われておりました。
結成以来応援しているカンパニーの一つなのですが、ほぼ1年半毎に行われる部活報告会、6日に行って参りました。昨年の「東京コンペ」の大賞に選ばれたので、知っている方も多いかもしれません。他のカンパニーや作品でも活躍するダンサー6名はいずれも実力のある個性的な面々。(中森下真樹菜=森下真樹、江戸川卍丸、遠田誠、斉藤栄治、長井江里奈、太田博久)

アゴラの袖にエレベーター、床に奈落という空間をとにかく良く生かした作品でした。
「部長」遠田誠氏いわく、「インスタレーションっぽいものを目指した」という舞台はしかし、やはり圧巻のアグレッシブな“ウゴキ”で埋め尽くされます。また音楽が今回は古南文秀、大岩航平による生演奏で、ギターあり、タンバリンあり、と今までと違う一面も見ることができました。
また、懐かしい印象のある軟式テニス用のゴムボールが次々と舞台へ投げ入れられるシーンではその独特のぽてっとしたゴムボールの弾み方が次第に「ゴムボールたちの踊り」に見えてくるという不思議な体験もできました。

ただ、会場を生かすあまり、いつものような一つの動きを深化&進化させるという点は少し薄い印象はありました。
以前の作品に登場する、サラリーマンが伝票を奪い合うという、良くビジネスエリアの“喫茶店”で目撃する動きをひたすら展開してくというような動きの説得力というのは大きいなぁと思わされたりしました。
とはいうものの、力のあるカンパニー、十分に愉しめました。

彼らでなければ思いつかないだろう、そして実際に舞台でしないであろう、独特の動きやその組み合わせが発揮された舞台でした。

連休の最終日(?! 人によっては、でしょうが)足を運ぶ価値は大!でした。
そして、お世辞でも常套句でもなく、今後の彼らの活動に期待したいと思っています。

今回の作品もさらにブラッシュアップした作品としてみて見たいと思わされました。

P.S. 作品タイトル「シカク」はNoismでも表記の違いはありましたが、同じタイトルがありました。その意図は聞きそびれてしまいした…どこかで聞けたらこちらにアップいたします。


私が見た回:5月6日19:30 

star01
 

Trackbacks

この記事のトラックバック用URL