art
坂井淑恵
「坂井淑恵展」
12/10(土)~1/14(土)
小山登美夫ギャラリー
坂井淑恵は1965年千葉県生まれ。1986年、京都芸術短期大学美術科卒業。1991年京都市立芸術大学美術学部美術学科油絵専攻卒業、93年同大学院美術研究科油絵専攻修了。現在も京都を拠点に制作活動を行っています。主な展覧会として、「クリテリオム40 坂井淑恵」(1999年、水戸芸術館、茨城)、「グリーン・イン・スピリット 高橋信行/坂井淑恵」(1999年、芦屋市立美術博物館、兵庫)、「VOCA展」(2000年、上野の森美術館、東京)、「選ばれた21世紀の新進画家たち」(2001年、安田火災東郷青児美術館、東京)、“Japan: RIisingモ(2003年、パームビーチ・インスティテュート・オブ・コンテンポラリー・アート、フロリダ)などに出展しています。小山登美夫ギャラリーでは、1999年、2001年の展覧会以来、4年ぶり3回目の個展となります。
坂井の描くペインティングには、ゆったりと広がる水面が多く描かれています。やわらかな曲線で区切られる画面は一見大きなカラーフィールドのようですが、よく見るとそこにはしばしば小さな目鼻が描き込まれています。どこか寂しげな、やや滑稽な表情を浮かべたそれらの顔は、画面一杯に広がる水面に、所在なげにぽっかりと浮かんでいます。或いは、子供の足のような、ほっそりとしたくるぶしが水に浸かっている作品もあります。時に天地は逆転し、空中に浮遊する大きな水たまりを見上げると、小さな足裏が見えます。
坂井にとって、描くことはしばしば「境界」を作ることです。大気や地面、静謐な水面との境目から、私達は却ってそこに湛えられるものの豊かさ、奥行きを感じます。広がってゆく水のイメージは、そのまま鑑賞者である私達の体にしみ込んでいくかのような、普段忘れている身体性を呼び戻す感覚を与えます。
「子供の頃、壁のシミが恐かった。見ていると シミの中から恐い顔が浮かびあがって来た。止めようとしているのに 恐い考えが 勝手にどんどん走り出して 頭の中が恐い考えで一杯になる。おとなしく 静かにしていないと 頭の中から恐いのが こぼれそうになる。でも一方で頭は容れモノじゃ無いのにおかしいなあ、とも考えていた。」(水戸芸術館、クリテリオム40カタログより)
本展では、大小併せて10点以上の新作が展示される予定です。この機会に是非御高覧ください。
| 詳細情報 | |
| 展覧会名 | 坂井淑恵展 |
|---|---|
| 会期 | 12/10(土)~1/14(土) |
| 時間 | 12:00~19:00 休=日・月・祝、12/29~1/9 |
| 会場 | 小山登美夫ギャラリー
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| アクセス | 清澄白河駅より徒歩7分 |
| 住所 | 東京都江東区清澄1-3-2-7F |
| 電話 | 03-3642-4090 |
| 料金 | 無料 |